不動産投資トピックス かんぽの宿(5)
2010年12月2日 by Quality-F
以上、簡単な表現ではあるが
このようなことが可能な不動産鑑定士ははたして日本に何人いるのだろうか? 特にターンアラウンドを加味した上で、アカウンタビリティを有する評価を出来る者がどれだけこの日本にいるのか?
また、そのような専門的な特殊事象を理解しているフィールドが日本にあるのか? マスメディアを筆頭に、上辺だけの知識人や部外者専門家等々で溢れている日本。 郵政民営化…ほんとうの国士とは? こういった事情が、今回の問題の背景には隠れているのだ。
筆者が旅館やホテルを評価する際には旅館・ホテル運営に卓越し、ターンアラウンドの経験も豊富なパートナーと共同して、評価・コンサルを行う。 逆にそこまで踏込まないと、アカウンタビリティを果たすことは、到底不可能である。
なお、余談ではあるが、筆者は豊富な湯量と源泉に近いロケーションを有する温泉ホテルをプライベート感溢れる旅館にリノベーションするシナリオを用意してバリューを測定した事がある。 クライアントははじめ、まるで異邦人を見るかのような視線をしていた…苦笑 (続きを読む… 不動産投資トピックス かんぽの宿(6))