共同住宅のプロデュース (4)、不動産投資の優良物件です。

共同住宅のプロデュース (4)

2009年9月30日 by Quality-F

次に具体的な建設計画になるが、賃貸アパート経営において一番大切な事は、できるだけ投下資本(建設費)を抑える事だ。そうすれば、賃料の下落に対してかなりの抵抗力が期待できる。三大都市圏の市街地であれば、間取りや計画、デザインが多少悪くても、賃料さえ下げれば必ず入居者はいるからである(入居者の品位は問えないが…)。

しかし、残念な事に、低収益な土地に銀行や建設会社の進めで中層の賃貸マンションを作ってしまう方や、ハウスメーカーの話を鵜呑みにして、金額の高い商品を買ってしまう方があまりにも多い。絶対に、土地の収益性に見合った額しか、投資してはいけない、これが鉄則なのである。建設会社やハウスメーカー、銀行を食わす為に先祖様からいただいた資産を食い潰してしまう例があまりにも多いのである。それで、結果的に賃貸経営は儲からないと嘆くのである。

つづく…共同住宅のプロデュース (5)