不動産投資ローン 現在の融資姿勢、不動産投資の優良物件です。

不動産投資ローン 現在の融資姿勢

2009年9月17日 by Quality-F

本日、付き合いのある不動産投資ローンのレンダーと情報交換した。融資姿勢は不動産投資をする上でのベースとなる重要なファクターだ。不動産投資を行なう上では、特に融資姿勢には敏感になっている必要がある。できるだけ早く、融資の歪に対応できる事が不動産投資を成功させるキーワードの一つだ。

このような時勢か、現在では個人の与信がかなりのウエイトを占める状況となっている。過去には物件のバリューさえあれば、資力等の与信に関係無く、ハイレバレッジで物件が取得できた。つまり、フルローン全盛期の頃である。しかし、現在では与信が最重視されている。例えば、本日情報交換したレンダーは、最低500万円以上の年収があり、年収の10倍までの融資額とのクライテリアであった。しかし、これはあくまでも一般論(一般的な個人)として聞いて欲しいが。

LTVについては80~90%程度までレバレッジを利かせることが出来るものの、金利水準は4.0%以上の水準。融資限度額については、物件を査定(デューデリ会社にセカンドオピニオンを求める)した上で、その収益価格の70%程度を上限と捉えている。あくまでも、収益価格をベースとして積算価格からの検証は行なっていないとの事である。物件の収益性が高ければ、ハイレバレッジも可能との見解だ。

これはあくまでも、融資姿勢が比較的緩いと言われているレンダー姿勢の一例であり、十分な資産を持っている富裕層についてのケースでは無い事を付け加えておこう。いずれにせよ、資力が無く、本気で不動産投資に光明を見出すスタンスならば、多少のファイナンシャルリスク等を背負ってでも、買える物件を確実に拾っていく姿勢、「まずは物件を取得する事」、その一点に集中して投資を行なう事が必須である。ベストの物件を探すのでは無く、ベターな物件を機動的に確実に拾っていく姿勢・・・そして融資の歪が現れるその瞬間に、その資産を与信として資産を最大限に増大させるのである。