不動産投資の実例-築古アパートのリニューアル(1)、不動産投資の優良物件です。

不動産投資の実例-築古アパートのリニューアル(1)

2009年11月29日 by Quality-F

筆者が所有している物件でかなりの老朽化が見られる築30年以上の物件がある。

物件の概要としては鉄骨2階建のモルタル造、昔ながらの建物である。敷地は東西に長い約140坪程度の土地で、東側道路の中間画地。北側及び西側にはブロック塀が設置されており、南側は塀が無く、南側隣接地の砂利敷きの駐車場と一体化している。10坪程度の2K×6戸と10坪程度の店舗×2戸の構成である。片廊下タイプで南側に居室が配されている。設備水準としては、和式トイレにバランス釜、段落ちの1,700キッチンと設備的にも陳腐化が著しい。家賃も相場に比べて大幅に安く、当然として入居者の質も悪い。建物本体の老朽化の状況としては、外部階段の鉄骨部の錆や腐食、外装の剝離、クラック、バルコニーのたれ・ひずみ・躯体連結部分のクラック(崩壊の危険有)から雨漏り等々・・・数え上げたらきりが無い。当面の間は、外部塗装や屋根の防水等で最低限の維持修繕で騙し騙し稼動させていたが、さすがに限界であろうとの結論に至った。(続きを読む…)