不動産投資の為のエリア概要 (1) 杉並区
2009年10月2日 by Quality-F
杉並区は東京都の中心部、東京23区の西端に位置する。全体が広い武蔵野台地上にあり、妙正寺川、善福寺川、神田川の三つの川が流れている。中央部に区民憩いの場である「善福寺川緑地」「和田堀公園」が存し、比較的自然に恵まれた住宅地としての特色がある。
京王井の頭線・JR中央線・地下鉄丸ノ内線・西武新宿線が区内を走っており、都内の沿線としてもトップを争う人気の京王井の頭線とJR中央線に挟まれたエリアに高級住宅地が集積している。街区が大きく、整然としており、高台に立地する「永福3丁目」や緑と水辺が美しい善福寺公園を囲む「善福寺3丁目」、6ｍ道路が格子状に交差し、見通しの良い品位ある町並みを形成している「西荻窪南4丁目」等の高級住宅地が存する。また、高円寺純情商店街や阿佐谷パールセンターをはじめ、平日であっても買い物客で賑わう下町情緒溢れる規模の大きな商店街が数多く存在する。緑あふれ、豊かな水を湛えた明るい住宅地としてのイメージがあるのが杉並区である。
区の助成金等の充実度は標準的であるが、緑化費助成や太陽光発電システム助成金等は充実している。都心接近性が若干低い事から、人口動態は、ここ10年のスパンで見ると、増加率は+4.5％で区部平均 (6.7%) よりやや増加率が劣る。ここ数年は0.5％～0.8％程度の割合で増加している。賃料水準は23区中で標準的水準。城東エリア以上、大田区と概ね同等の水準である。
